●10月6日、前回に続き、今回も雨の山。
「 今日は少しぶりに “ ロープウェイ乗り場 ” からスタートしよか! 」 と私。
いつもの ( 駐車場の ) 少しイカツイ感じのお父さんに駐車料金の200円を支払い、林道を歩き出す
( ご存知の方もいらっしゃるだろうけど‥
金剛山では普通 何処の駐車場に入れても600円なんだけど、ココのお父さんの駐車場だけは “ 顔馴染み ” になるとマケテくれれるのだ
私達も最初は600円。 次に300円。 次に200円 ここまでくると、もう下がりません )
小雨の降る林道を 「 何処から入山しようか? 」 と思いつつ歩いていた。
“ 穴熊 ” あたりから‥と思ったら看板がかかってあり 《 進入禁止 》 である。
植林のお手入れ中で “ 危険 ” なのだそうだ
「 今日は雨だから伐採は無いだろう‥ 」 と思ったが、
「 まぁ “ 進入禁止 ” のコースをそんなに無理に歩くこともないか? 」 と思い “ 寺谷 ” から入山することにした
ソコ‥ココ‥とコースの景色が変わっていく。
“ 客観の世界に永遠なものなど一つも無い ” のである。
当たり前な事が色んな事を‥沢山の事を教えてくれる。
ただ山を歩いているだけなんだけど
夏の暑さが‥
冬の寒さが‥
体に当たる雨が‥
その時々の景色が‥
「 語りかけてくる 」
でも不思議と今日はあまり寒さを感じなかったから、傘はささずにもう暫く様子をみることにした。
こんなお天気でも少なからずや登山者がいる
殆ど毎日来ていらっしゃるであろう先輩方のことだから、“ 行って当たり前の山 ” であろうと思う。
皆さん景色を眺めることも無く‥
雨の山は独特の雰囲気 ( 美しさ ) をかもし出していた。
11月の後半くらいになると秋の気配も濃くなり、 “ 行く度に景色が変わる ” 楽しい時である
私は‥
そしてその後、土が凍り始め登山靴がザクザクと音をたて始める時が来る。
小さな変化の一つ一つに季節の移り変わりを‥
時の流れを感じる。
その刹那刹那に無限の時が広がる。
この感覚は私にとっては当たり前なんだけど‥
過日、山頂付近でこんな風景を見た。
ある先輩が大きなブナの木に手を当てていた ( 抱き付いていたと表現した方が分かりやすいかな? ) 。
私も少し疲れてくると、その様な事をする‥。
( 抱き付きはしないから、外見からは分からないだろうけど‥ )
それぞれがそれぞれの楽しみ方で‥それで良いのだ
山にゴミを残したり、木に傷を付けたり、コースじゃないところを歩いたり‥はダメですよ
勝手に ( 連絡 ) コースを作ってしまう人がいる
信じられないだろうけど‥本当に‥ある。
コースを歩かせて頂いている時も、マナーを大切に歩くべきものなのに‥
地主さんに断りもせず、勝手に新たにコースを作ってしまうなんてもっての外である
他人のお宅のお庭を勝手にいじっているようなものですよ
それだけ “ 当たり前 ” が分からない人が多い世の中になってしまっているんでしょうね?!
“ 自分さえ良ければ良い ” のような
自己中心的にしかものを考えられない事は
とても悲しいことです‥。
人は常に勉強をしていかねばいけません!
人としての 《 質 》 を上げていかねば‥。
最近こんな事がありました。
家に帰ろうとエレベーターに乗ったんです。
私がエレベーターに乗る前に、ポストの中身を確認していらっしゃったご夫婦 ( 私と同じ位の年齢か少し下のように見えた ) を見ていたので、
私はエレベーターの中でそのご夫婦を待っていたんです。
その私に気付いたご主人さんが
「 あぁ すみません 有難うございます! 」 と入って来られました。
「 いえいえ‥ 」 と私。
私は8階のボタンを押していて、そのご夫婦は12階を押した。
エレベーターは上がる‥。
ご主人さんは “ 先に降りる私 ” の事を思い、壁際に立って下さっているんだけど、
奥さんは私の前に
別に構いはしないんだけど
7階まで来たところで
「 コッチに来たら‥ 」 とのご主人さんの声に奥さんは 慌てることも無く ゆったり と壁際に‥。
「 お先です! 失礼します! 」 の私の声に
ご主人さんの 「 失礼します 」 の声。
奥さんは最初から最後まで何の一言も無し。
別に一言が欲しい訳じゃない。
いい大人であらねばならない年齢の人が、当たり前が分からないのは‥
悲しいですねぇ
私も気を付けねば ‥
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