●肌のしくみ③
セラミド(細胞間脂質)は肌をみずみずしく保つのに重要な役割をもっています。
セラミド(細胞間脂質)は水と馴染みやすい部分と、油に馴染みやすい部分をもっている。
水に馴染みやすい部分同士が向き合って層になり、
水を抱え込んで逃がさないようにしている。
角質細胞(表皮の4層の一番外側)の隙間に並んで、水分の蒸発や外からの刺激物の侵入を防いでいる。
セラミドは細胞間脂質の構成成分で、その半分以上を占めている。
そのため、バリア機能を維持するのに重要な成分といえる。
肌(角質)の大切さを知って頂きたい思いから、ここまで数回に分けてお話させて頂きました。
洗うことによってこの大切な角質層が壊されてしまうと、角質層からセラミドが奪われ、乾燥を引き起こしてしまいます。
いかに肌の細胞を殺さずに洗うか、ということの大切さなが理解出来ますよね。
次回からは
また違う角度から肌(角質)の大切さをお話していきます。
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